最近なかなか疲れが取れないと感じているあなた。それはもしかすると生活習慣に起因するものかもしれません。

元気がない中高年の生活習慣

食べ過ぎで運動しない

毎日を忙しく過ごすなかで、疲れを感じても忙しさや年齢などのせいにしてしまいがち。しかし、実はちょっとした生活習慣の違いで日々の活力に大きな差が出てしまうことがあるのです。

たとえば運動。適度な運動をすることで、疲労回復因子が作られて疲れにくい身体になります。一方で、夜遅くに食事をしたりお酒を飲んだり、あるいは満腹になるまで食べ過ぎてしまったりするのは疲労の原因です。不規則な食事や食べ過ぎは内臓を疲れさせてしまい、肥満や老化の原因につながっていくのです。

毎日をイキイキと元気に過ごしたいなら、規則正しい生活と適度な運動を心がけることが大切。早寝早起き、腹八分目、適度な運動を意識するだけでも、日々の疲労感が変わってくるはずです。

休日の寝溜めが疲れ体質になる

ウィークデイはどうしても睡眠不足になってしまうので、休日はアラームをオフにして心ゆくまで寝溜めをするという人は多いでしょう。しかし、これが意外にも疲労感を増してしまう原因になるのです。

休みに遅くまで寝てしまうと体内時計が狂ってしまい、夜になっても眠れなくなります。そうすると寝不足のまま1週間をスタートしなくてはならず、疲れが解消できないということになります。

大切なのは、睡眠時間も含めて生活のリズムを一定にすること。寝不足だと感じたら10分~15分程度の昼寝をするようにしましょう。休日も朝は早く起きて、眠くなったら短時間の昼寝を心がけること。そうすることで睡眠不足や疲労感が解消できるはずです。

糖分の過剰摂取

疲労回復には甘いものが欠かせない、という人は多いでしょう。確かに血糖値が下がるとダルさを感じたり、集中力がなくなったりします。しかし、実は甘いものの摂りすぎはかえって身体を疲れさせる原因になるのです。

糖分の摂りすぎによって血糖値が上がると、脳はその血糖値を下げようとします。血糖値を下げるために、脳がすい臓にインスリンを分泌するように指令を出すため、再び低血糖の状態になってしまうのです。また、糖分を消化するためには疲労回復に欠かせないビタミンB群を大量に消費してしまいます。つまり、甘いものを摂りすぎると疲労回復どころか逆に身体を疲れさせてしまうのです。

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