テストステロンを増やす3つの方法
睡眠の質を高める
テストステロンは夜眠っている間にもっとも多く分泌されます。アメリカ医学協会の研究によれば、睡眠不足が1週間続くと、テストステロン値が最大15%も低下すると報告されています。睡眠の質を下げる悪習慣といえば、就寝前のスマホいじりです。ブルーライトの刺激は、体内時計に作用するホルモン・メラトニンの分泌を抑制するため要注意です。また、寝る直前の飲酒も睡眠の質を下げる行動なので、極力控えたほうが良いでしょう。
食事を改善する
テストステロンの材料となるのはコレステロールです。そのため、肉類や魚介、卵、乳製品といった動物性コレステロールを含む食品を意識的に摂取しましょう。また、コレステロールの一種であるLDLは、肝臓から全身の組織へコレステロールを届ける物質であるため、ある程度の摂取は必要です。また、豆腐や小豆などの豆製品はビタミンB群が豊富に含まれており、代謝が高まることでホルモン系が強化されるため、積極的な摂取をおすすめします。
孤独にならない
テストステロンは社会との接点と深くかかわっています。現役時代は男らしかったのに、定年後は一気に老けてしまったという人もいるでしょう。「社会に対して自分が役に立っている」と思える自信を失うにつれて、テストステロンの分泌量が減少することがわかっています。そのため、定年後もボランティア活動や趣味などで社会とのかかわりを持つことは大切です。休日にあまり外出をしない人は、積極的にどこかへ遊びに行ってみてください。